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善水寺 星祭節分会

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2月3日、滋賀県湖南市、善水寺「星祭節分会」へ。

護摩供奉修、三毒の舞、
豆撒きにつづいて、鬼のお加持がありました・・・。




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「節分会」ははじめてですが、善水寺へは何度か訪れています。

合併で湖南市が誕生したとき、
国宝建築を持ち、紅葉が美しい
・・・という共通点を持つ市内の3つの天台寺院、
常楽寺、長寿寺、そしてこの善水寺が、
「湖東三山」の向こうを張って?
「湖南三山」と呼ばれるようになりました。

紅葉を見に訪れたのですが、
その点では、他より少し見劣りするかもしれません。
ただ、天台密教寺院の典型のようなこの本堂には、
いたく感銘を受けたのをおぼえています。

創建は奈良時代、和銅年間と伝えられますが、
「善水寺」と寺号が改められたのは最澄による再興以降。

現在の本堂は室町時代の再建で、国宝。
県内の天台寺院の例に漏れず、
こちらも信長の焼き討ちに合いますが、
本堂は焼け残り(塔など3棟も焼け残ったそうですが非現存)
また、僧侶たちが命がけで持ち出したという仏像の多くも、
本堂内に、いまも見ることができます。こちらも壮観。

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この建築について、必ず言及されることですが、
ご覧のように、本堂正面に向拝
(張り出して庇を設けた部分)がありません。
そのため、屋根のストレートな美しさが際立っています。

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そういったことは、後に気づいたことですが、
はじめて訪れたときにまず驚いたのは、
正面の直線から反りあがる、この屋根の曲線の美しさです。

次の日曜日(3月8日)、
MBS(毎日放送)の「美の京都遺産」というTV番組で、
善水寺が取りあげられるそうです(AM6:15~)。
おそらく、このことについても触れられるでしょう・・・。

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鬼に扮する比叡山延暦寺の若い修行僧・・・。

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午後1時半から、護摩供奉修。1時間余りつづきます。

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觀自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄
舍利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是

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受付で護摩木をいただきます。
願事と名前を書いたものが、焚きあげられます。

僕の書いた「旅行安全」も・・・。

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護摩供奉修のあと、修行僧が三匹の鬼に扮して登場。

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三匹の鬼は、克服すべき根本的な3つの煩悩、
「三毒」を表しているといわれます。

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「三毒」とは、「貪(とん)」・・・むさぼりの心、
「瞋恚(じん)」・・・怒りの心、
「痴(ち)」・・真理に対するする無知の心。

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錫杖師が、鬼と戦って調伏させる・・・という場面はなく、
こちらでは、鬼の改心はいたって平和的です。

「貪」の象徴である青鬼の「熊手」を取りあげて、
「むさぼりの心を捨て去るか!」というご住職の問に、
鬼が「コクリ」・・・といった感じです。

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仏力によって「「三毒」を消した三匹の鬼、
年男、年女さんにより、豆撒きがおこなわれます。

 福は~内、鬼も~内

・・・と唱えます。

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善鬼となった鬼たちが、
参拝者の「三毒」を消すために、お加持をおこないます。

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参拝者全員がお加持を受けていたと思います。

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ありがたいお加持にも、子供たちはマジ泣き。
鬼さんたちも、心なしか戸惑い気味でした(笑)
by dendoroubik | 2015-02-04 09:51 | ◆近江の祭 湖南 | Trackback | Comments(0)
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