2015年 01月 07日
賀茂神社の弓始式
競馬神事「足伏走馬」で有名な神社です。
白村江の戦いの後、天智天皇はこの地に、日本初の馬の国営牧場を道営。
馬の繁殖を図るためだったといわれます。
その後、聖武天皇が、吉備真備らに命じて、社殿を創建。
本殿が南向きでも東向きでもなく、珍しい南西向きなのは当時の陰陽道が関わっていたことによるといわれます。
午前10時、神事がはじまります。
竹の柵に「鬼」の的が掲げられます。
その朝の「七草粥祭」で、神前に供えられた七草粥をいただきます。
最初に宮司さんが矢を射ます。 4本が1組で、うち1本が見事、的を射ます。
弓道の有段者でいらっしゃるとのこと。
鳥居前は、車の往来もある道路です。 あとから考えると、けっこう危険です。
矢を拾いにゆくと、道路の向こうの田んぼまで飛んでいたものもありました。
見事(?)細い竹を射抜いた矢・・・なかなか取れません(笑)