さよならナイスボーイズ!

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滋賀県米原市湯谷神社の祭礼米原曳山まつりでは、
体育の日の前々日の宵宮から、前日の本楽、後宴までの3日間、
曳山のうえで子供歌舞伎が演じられます。

今年は同じ日程で、滋賀県竜王町・苗村神社の、
33年に1度おこなわれる式年大祭があり、
2日間、これを見に行っていたために、
子供歌舞伎をじっくり鑑賞することができませんでした。

ただ、やっぱりどうしても見たくて、
式年大祭の初日を途中で切りあげ、
松翁山の午後6時の宵宮最終公演に滑り込みました。



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どうしても見たかったのは、
松翁山の、今年卒業の3人の小学生。

そのうち、今年も主演した男の子は
1年生のときには、三番叟をやっていました。

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曳山子供歌舞伎は、たいていは輪番でおこなわれ、
出演機会は一生のうち一度・・・
二度以上というのは稀なのではないかと思います。

米原曳山まつりは3基あり、毎年1基の輪番制ですが、
松翁山は自主参加で毎年、見せてくださるのがありがたいです。

三番叟の男の子は、3年生のときには、
「碁盤太平記 山科閑居  大石妻子別れの場」で大石主税を演じていました。

このときは、さほどの印象はなく、
やはり主役の蔵之助を演じていた男の子の貫禄に舌を巻いたのですが・・・・

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翌年の「義経千本桜 河連法眼館の場」では堂々主役、佐藤忠信を演じ、
あまりの見事さに惚れ惚れとしてしまいました。

宙返りのシーンでカツラが取れても、まったく動じることなく、
笑って芝居をつづけていました。
なんという度胸! このときが小学4年生ですね。

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昨年は女形。 「神霊矢口の渡し」のお舟ちゃん。
これはもう笑わせて、泣かせる名演でした!

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見事な人形振りも披露してくれました。

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子供歌舞伎は、気に入った役者がいてもその年限りで、
次の年の楽しみというのがありません。
3度も同じ役者を見られたのは僥倖といえば僥倖でしたが、
これが最後かと思うとやはり淋しい・・・。

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お舟ちゃんがこと切れるラストシーンには思わず涙。

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しかし、今年も戻ってきてくれました!

外題は「壷坂霊験記」


仇討ちのために断腸の思いで肉親と別れる若侍、
朝廷に両親を殺された仔ギツネ、
かなわぬ恋に命を擲つ村娘
・・・悲劇的な役がつづいていましたが、
最後の最後にハッピーエンドの物語。

よかったです。

4年間、ホントに楽しませてもらいました。
ありがとう! おつかれさまでした~!
by dendoroubik | 2014-10-15 13:52 | ◇米原曳山まつり | Trackback | Comments(2)
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Commented by すぺいん人 at 2014-10-16 12:58 x
わ~!!
お舟ちゃんの写真がいっぱい。。。ぃや、お舟ちゃんだけじゃない!いっぱい!!←混乱(爆)。

私は去年初めて見てお舟ちゃんに惚れちゃいましたが、dendoroubikさんはもう何年もお舟ちゃん(ぁ、違うw)を見られていたんですね☆

今年の壺坂霊験記も見せてもらいたくて休みの日=台風の日(13日)に行ったんですが、、、
台風接近の時間の都合上、帰り道の事を考えて見てくることが出来ずに帰ってきましたorzorzorz

でもここでちょっぴり写真を拝見出来て嬉しいです(TT_TT)
Commented by dendoroubik at 2014-10-16 13:41
☆すぺいん人さん

中溝凪音くんです(笑)

団四郎師匠の振り付けで配役も昨年とまったく同じです
頓兵衛が沢市/雁九郎
六蔵が太兵衛(キャラがいっしょ^-^)
新田義峯が善六(まったくキャラがちがう^-^;)
うてながお花/観音さま
お花ちゃんと善六さん以外は6年生なので今年で終わり(涙)
でも義峯とうてなちゃんのふたりはこれからも出てくれると信じています

僕も後宴の最後は仕事が終わってから行くつもりだったのですが
台風で断念しました・・・