青森ねぶたまつり 後編

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数百年の歴史を誇る祭りでも、
文化的潮流の波をかぶったり、
技術革新を取り入れたりして、
たいていは起源の姿から
まったく様変わりしているものだと思います・・・。




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おそらく、最初は松明だったものが、
紙と蝋燭の普及で灯篭行事となり、
庶民芸術が爛熟期を迎える文化年間になると、
竹組みの人形が登場し、
三国志や水滸伝の画が描かれるように・・・。

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明治以降、ねぶたは巨大化し、
高さ20メートルを越えるものも
登場したといいますが、
電線の架線によって
巨大ねぶたは姿を消してゆきます・・・。

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戦後は観光の側面が強くなり、
都市整備で道路幅が拡張されたこともあって、
横に巨大化してゆきます・・・。

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昭和30年代、ねぶたに革命がおこります。

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後に「ねぶたの神様」と呼ばれる
ねぶた師・北川啓三氏が、
竹組みだったねぶたに針金を用います。

これによってねぶたの造形性は、
一気に高まることに・・・。

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それまでは指などの細部は、
和紙に書き込んで表現するしかありませんでしたが、
指先の1本まで、立体的に造形することに成功。

こんな、曲がりくねったタコの足まで・・・。

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蝋燭の灯りを、
蛍光灯に切り替えたのも同氏です。

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青森ねぶたが、全国的な認知度と、
人気を博している理由のいちばんは、
やはりねぶたの工芸的な美しさ。

北川啓三氏の功績は巨大ですね・・・。

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今年のねぶた大賞、戦国武士華「前田慶次」(千葉 作龍)

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ねぶた絵師が心血を注いだ傑作の数々・・・。

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圧巻です!

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by dendoroubik | 2014-08-30 06:16 | ◆陸奥の祭 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 嶺、 at 2014-09-01 08:04 x
おはようございます。散歩の途中蝉の鳴き声も弱々しく夏の終わりを告げてますねー。ねぶた祭り迫力のある写真拝見しました。素晴らしいですねー。今年はやぶ用が重なりいけません残念です。ありがとうこまざいます。
Commented by dendoroubik at 2014-09-01 21:15
☆嶺さん

再びコメントありがとうございます!

写真は力量不足で上手く撮れませんでしたが
はじめて見るねぶたには圧倒されてしまいました!

嶺さんは青森のご出身か
近辺にお住まいなのでしょうか・・・?
だとしたら羨ましい!

来年もまた行きたくなりましたが
遠くて次、なかなか行けそうもありません\(>_<)/