唐崎神社 みたらし祭り

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7月27、28日は地元大津市、唐崎神社のみたらし祭りです。

平安時代、びわ湖から淀川に至る
七ヶ所が祓えの場所に定められ、
その第一処がこの唐崎神社でした。

奈良時代に創建されたというこの神社で、
いつからこの祭りがおこなわれるようになったか、
詳らかにしませんが、
おそらく、その祓祭の名残りから、
夏越の祓がおこなわれるようになった、
・・・のではないか、と思います。





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唐崎の松は花よりおぼろにて


びわ湖岸に突き出た小さな半島に鎮座。 
鎮守の杜はなく、
唐崎の霊松が威風堂々たる姿をそびやかしています。

「唐崎の松」・・・といえば、
金沢、兼六園を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
こちらか本家・・・ただし、二代目の実生の三代目、
兼六園の唐崎の松とは兄弟ということになります。

万葉集から芭蕉まで、数々の歌枕となり、
歌川広重の近江八景「唐崎の夜雨」に描かれた名勝ですが、
現在は訪れる人も稀・・・。
ただ、みたらし祭りの2日間のみ賑わいを取り戻します。

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瀬田の唐橋とかこの唐崎の松など、
その名は広く知られているにもかかわらず、
観光として訪れる人がほとんどいないかつての「名勝」が、
滋賀県にはたくさんあるように思います。

あくまでも「かつての」・・・なのがとても残念です。

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湯立神楽神事は両日とも、
午前と夕方に2度ずつおこなわれます。

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神楽のあと、湯釜のご神水を頂くことができます。
瓶に詰めたものの販売もしています。

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祭典、茅の輪くぐり神事、人形・葦の流棄も両日おこなわれます。

奉納された人形と、茅の輪くぐりでお祓いした葦を、
びわ湖に流し、罪けがれを清めます・・・。

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つづいて、湖上焚上神事。

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納められた古いお札やお守り、
願い串を焚上げ、お清めする神事です。

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この神事に併せて、山伏のほら貝が奉納されます。

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つづいて「湖鼓RO(こころ)」さんによる太鼓の奉納。

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おニューの2尺5寸の大太鼓も披露されました。

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最後に、湖上から手筒花火が打ち上げられます。(初日のみ)

一昨年、この手筒花火を見たときには、
打ち上げ船ほもう少し沖に停泊していたように思います。
⇒こちら

迫力は増したようですが、
防災上の配慮からか汀が立ち入り禁止に。

また、岸に近すぎて、ウィードが多く、
花火が水面に映るびわ湖ならではの美しさはありませんでした・・・。

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唐崎の松は扇の要にて
          漕ぎゆく船は墨絵なりけり


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ささなみの 志賀の辛崎 幸くあれど 
            大宮人の 舟待ちかねつ
 

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夜もすがら浦こぐ舟は跡もなし 
          月ぞのこれる志賀の辛崎


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八隅しし吾が大王の大御船
          待ちか恋ひなむ志賀の辛埼


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氷りゐし志賀の唐崎うちとけて
          さざ波よする春風ぞ吹く
 

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夜の雨に音をゆづりて夕風を
         よそにそだてる唐崎の松


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静岡県より富幕開進社(ふばくかいしんしゃ)の方々によるご奉仕です。

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手筒花火のあと、唐崎の松のうしろで、
打ち上げ花火が数発あがっていました。

霊松がシルエットになって、とても幻想的でした。

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みたらしの 夏越の祓する人は
           千歳の命 延ぶというなり


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鳥居まえの「近江がぎや」(寺田物産)さんは、
名物のみたらし団子を求める人で長蛇の列。

かつて、唐崎神社が参詣客で賑わっていた頃には、
みたらし団子を商う茶店は数軒あったといいますが、
現在は「近江かぎや」さん一軒を残すのみ・・・。

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「みたらし団子」の発祥は、京都、下賀茂神社、
・・・という説が一般的ですが、
こちらでは唐崎神社が発祥とされています。

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どちらがホントなのかはわかりませんが、
昔日の姿を甦らせる想像力を補わなければ、
唐崎にはちょっと分が悪いかもしれませんね・・・。
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by dendoroubik | 2014-07-30 17:33 | ◆近江の祭 大津 | Trackback | Comments(0)