勝山左義長まつりまであと96日

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奥越に春を呼ぶ奇祭、
勝山左義まつりは2月の最終土日の開催。
2014年は2月22、23日。あと100日を切りました。

(96・・・という数字に特に意味はありません)




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左義長まつり
・・・というくらいですから、
もちろんどんど焼きがおこなわれますが、
昨年と今年も、2日目の夕方に帰宅してしまいましたので、
実は見たことがありません・・・。

来年は2泊しますので、
九頭龍川の畔での左義長、
見ることができそうです。 楽しみです。

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ただ、この祭りで有名なのはどんど焼きだけでなく、
櫓のうえで太鼓を叩きながら舞う「浮き(太鼓)」。

 蝶よ花よ 花よのネンネ
    まだ乳飲むか 乳首離せ・・・


そんな不思議なお囃子に乗って
町中が、2日間、浮きつづけます(笑)

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奥越の2月の末ですから、とても寒いです。

特に今年は例年以上の異常低温で、
ガタガタ震えながらの見物になりました。
時折、櫓のなかが見えないくらいの大雪が降ったり、
帰りに、凍結したゆるい坂道でスリップして、
後ろの車にぶつかりそうになったりもしましたが、
思い返すのは、なぜか温かい記憶ばかりなのが不思議です。

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勝山左義長まつりの起源は、
小笠原公の勝山入封時(1691年)に遡り、
300年以上の歴史があるといわれます。

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紅い襦袢を着て浮くのは、
そもそもこのお囃子が遊郭で遊び呆ける男衆が、
遊女の紅い襦袢を借りて
戯れに唄い出したことによるのだとか。

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これは私見ですが、祭りというのはその土地の良き心性が、
純粋なかたちで立ち顕れてくるものではないかと思います。

優美さであったり、勇壮さであったり、顕れ方はいろいろですが、
一年に一度、原点に回帰するのが祭りではないか、と。

そんな意味で、勝山左義長に顕れてくるものは、、人情の「温かさ」・・・。

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張り巡らされたカラフルな短冊、
陽気な左義長囃子、軽妙な浮き太鼓・・・

祭りの2日間、町中が、
とても温かでウエルカムな雰囲気に満ち溢れます。

「見せてやる」・・・という倣岸さも
「見て下さい」・・・という卑屈さも、微塵もなく
ただ「楽しもう!」・・・というメッセージだけが伝わってくるようでした。

300年の歴史

・・・といっても、こんな格好で浮き太鼓がはじまったのは、
もっと時代が下り、子供の浮き太鼓となると、
ほんの最近の風なのだと思います。

でも、やはりこの祭りは、勝山の良き心性や伝統を、
よく伝えているのだと思います。

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時代を風刺した川柳と組み合わせた「絵行灯」が、
各町内の軒下に吊るされています。

この風刺精神は、藩政時代「祭りの期間中は無礼講」
という藩主の政策より培われたものだといいます。

以前は、かなり卑猥なものもあったそうですが、
教育的配慮なのか、観光客の目を慮ってなのか、
あまりそういったものがないのが残念です。

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身近な家庭用品で造られる「作り物」も各町内の腕の見せ所。
その年の干支を、あくまでもシンプルに表現するところに、
どこか俳味のようなものが感じられます。

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近年、2日間で10万人ほどの観光客が訪れるようになった
・・・といわれる勝山左義長まつり。

ホントにそれだけの観衆がいたのかな・・・とも思いますが(笑)
町の大きさや、櫓が12もあるという規模の大きさ、
そしてなによりも祭り自体の楽しさからすると、
3倍以上の観光客が詰め掛けてもおかしくないですね。

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勝山に縁もゆかりもないヨソ者ながら、
もっと多くの人にこの祭りを楽しんで欲しい!
・・・と、そんなことを思わせる祭りでもあります。

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 春よ春よ こがれし春よ
     花の勝山 弁天桜 ・・・


お囃子の元唄「だいづる」に、
1970年の万博出場を機に書き加えられたといういくつかの歌詞も、
どこか昭和・・・というか高度経済成長期のニオイがして好きです(笑)

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 さあさおいで 集まっておいで
     あなたも君も 櫓の下へ・・・

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by dendoroubik | 2013-11-20 18:52 | ◇勝山左義長まつり | Trackback | Comments(0)