お熊甲祭 その2

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久麻加夫都阿良加志比古(熊甲)神社の祭神、
クマカブトアラカシヒコというのは聞き慣れない名前ですが、
古代朝鮮(3~4世紀頃)の王族とも、地神ともいわれます。
もう一柱の祭神、ツヌガアラシトは、
日本書紀に登場する、大加羅国の王子、
福井県敦賀に上陸し、その名が
「敦賀」の由来となった、といわれる人物ですね。

能登中島では、朝鮮・新羅の王子が上陸し
この地方を平定して守護神と祀られたとの伝承があり、
熊甲神社の二柱の神は「朝鮮神様」と呼ばれているそうです。

この地と古代朝鮮との関係については、いろいろ想像が膨らみますが、
色彩豊かなこの祭りは、たしかに異国情緒に溢れています・・・。




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瀬嵐地区の船での出立を見終えてから、
車で熊甲神社まで移動。

海側へ700メートル下った御旅所、加茂原から神社まで、
各集落から到着した大枠旗の一向がズラリと並びます。

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カラフルな鳥兜をかぶった、狩衣姿の猿田彦が、乱舞しながら、
真紅の大枠旗、神輿の一行を先導してゆきます。

シンプルなリズムを刻む太鼓、
異なるふたつの音階を交互に響かせる鉦・・・
メロディのない囃子が、どこか大陸的な情緒を醸します。

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午前8時、神社への参入がはじまります。

奇妙なダンスで拝殿までたどり着いた猿田彦は、
手にした面棒をきざしに数回叩きつけ、到着の挨拶をします。

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  「イヤサー、イヤサー」

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猿田彦につづいて、囃子方、大枠旗、
神輿がつぐつぎに参入します。

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猿田彦のダンスは、集落によってちがうみたいです。

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ひとつの集落が何度も参入を繰り返しますので、
全てが宮入するのに2時間半ほどかかります。

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大枠旗の数が増えていくごとに、
ヴォルテージも上がっていきます。

この頃には、観光客もかなりの数に。

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すべての集落が参入を終えるのは、午前10時半。

ここまでの展開で、もうお腹いぱいになりそうなほどの楽しさでしたが、
この後、さらに楽しさが加速していきます・・・。

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「楽しい祭りにちがいない」

・・・と、かなりハードルを上げて臨んだのですが、
期待の地平をはるかに越える楽しさでした^-^  (つづく・・・)
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by dendoroubik | 2013-09-25 19:00 | ◆能登の祭 | Trackback | Comments(0)