2013年 07月 04日
草津 サンヤレ踊り
これも、もう2ケ月遅れの更新になりますが、
5月3日、滋賀県草津市の「サンヤレ踊り」です。
当日、朝から竜王の「ケンケト祭り」を見て、
夕方、1時間ほど立ち寄りました。
5月3日、草津市の7つの集落で、
「サンヤレ踊り」がおこなわれます。
室町時代後期にはじまったといわれる風流踊りです。
花の咲く時期に疫病や旱魃、飢饉などがおこるのは、
疫病神の仕業と考えた昔の人たちが、
鉦、太鼓、笛などで疫病神の気を誘い、
疫病神を御輿の依り代につけて村外れまで送り出し、
災いから逃れようとしたもの。
こちらは藤で有名な(三大神社、
惣社神社とあわせて志那三郷と呼ばれます)志那神社。
踊りの構成は、
太鼓打ち、スッコ、ササラ摺り、棒振り、
鼓打ち、太鼓受け、音頭取り、鉦摺り、笛吹き。
いちばん奥の音頭取りが、
詞章を歌いながら、団扇を片手に踊ります。
詞章の意味は不明だそうですが、
「サンヤレ、サンヤレ」
・・・の囃子詞が耳につきます。
こちらは三大神社サンヤレ踊り。
派手さはありませんが、
眺めているうちに、どこかモノ狂おしくなるような不思議な踊りです。
by dendoroubik
| 2013-07-04 21:33
| ◆近江の祭 湖南
|
Trackback
|
Comments(0)