2013年 03月 10日
第8回近江八幡節句人形めぐり-まちなみに装うひいなのほほえみ- 伴家住宅篇
つづいて、現在、資料館になっている「旧伴庄右衛門邸」(近江八幡市指定文化財)。
こちらは御殿雛や段飾りがメインになっています。
伴庄右衛門は江戸初期に活躍した八幡商人(屋号「扇屋」)。
国学者の伴蒿蹊はこの家の五代目。
繁栄を誇った伴家は明治20年に終焉。
旧伴家住宅は7代目伴庄右衛門能尹が
伴庄右衛門家本家として、文政1から天保にかけて、
建築したものですが、明治には八幡町に譲渡。
その後、小学校、役場、図書館などの転用、
現在は近江八幡市市立資料館の一部として公開されています。
1階には、ちょっと庶民的な人形やままごと道具なんかが展示されています。
2階(中2階?)は御殿雛中心の展示。
大広間に展示されている、19セット261体の段飾り。
ひとつひとつの価値は僕にはわかりませんが、これだけ並ぶとさすがに圧巻です。
そして我が家は何年も出してあげていません・・・!!
発掘するのがちょっと怖いです。ごめんなさい、皆。。
こんなはずじゃなかった!
・・・彼女たちの悲し気な表情の原因は
そんな戸惑いなのでしょうか・・・?
晩期なので 客もほとんどいませんでしたが
何人かの客は 大集合に感嘆の声をあげながらも
ひとりひとりの雛の表情に目をやることはありませんでしたね^-^;
男兄弟ばかりで 子供も男なので
お雛様を出す…というのがどんな感じなのか いまひとつピンときません
歌にあるように「うれしい」ものなんでしょうね
お祖母さまのつくられたお雛様
陽にあて 空気を吸わせてあげなきゃ…ですね(^-^