2013年 02月 14日
神戸 南京町の春節祭 その3
日本初お披露目という「新加玻惹蘭勿刹民衆倶楽部龍獅團」
(シンガポールジャランベサール コミュニティクラブ ドラゴン アンド ライオン ダンスグループ)
の皆さんは、2009年に上海で開催された龍舞の世界大会で優勝。
世界最高峰のチームです。
実をいうと・・・
最初に見た神戸市立兵庫商業高等学校龍獅團
の龍舞があまりにもすばらしかったので、
けっこうお腹いっぱいだったのです・・・
はじめて見たあの龍舞が「基準」になってしまって、
少々のことではもう感動したりしないぞ・・・って感じでしょうか。
ところが、つづく新加玻惹蘭勿刹民衆倶楽部龍獅團の皆さんの演舞は、
そんな高いハードルを軽々と越えてしまうのでした。
何がスゴいといって・・・
観衆の視界いっぱいをつかって
繰りひろげられる演舞のダイナミックさ、です。
超広角レンズをつかっているのに、
フレームいっぱいに龍が躍っていますね。
龍の背鰭が視界を掠め、
向こうに小さく頭が仄見えるたびに、
遠近法で、じっさい以上に龍が大きく感じられます。
横と奥行きだけでなく、縦の高低も表現されています。
龍が地をのたうつようなこの動きによって、
つぎに飛翔したときの高さがより印象づけられます。
さきほど演舞を終えた神戸市立兵庫商業高等学校龍獅團
の皆さんも、まわりを囲んで食い入るよう。
大陸から伝来した獅子舞が、これほど日本で親しまれているというのに、
なぜ龍舞は日本に根付かなかったのか・・・と考えながら眺めているうちに、
ふとこんなことを思いつきます・・・
日本でもっとも多くの獅子舞が伝承されている富山県には
「百足獅子」と分類される獅子舞がいくつかあります。
中国の獅子舞はたいてい<「二人立ち」
・・・なかに二人の人間が入って足が4本。
日本の獅子舞も、二人立ちか一人立ちが多いそうですが、
「百足獅子」は、その名の通り、
胴幕のなかに5、6人の人間が入り、
つまり足が10本ほどあります。
獅子はもともと4本足ですし、
富山の神社の狛犬も足が10本もあるわけじゃないので、
「百足獅子」には何かいわれがあるのでしょう。
ただ、リアリティを無視してまでも、獅子の足を増やした
その納得できる理由を聞いたことがありません。
龍舞を眺めていて思いついたことというのは、
「百足獅子」というのは、大陸から伝来した獅子舞に、
さらに龍舞の要素をミックスしたものではないか・・・ということです。
この思いつきが見当外れのものなのか、
すでに誰かが唱えられてるものなのかはわかりませんが、
こう考えると、いろいろ納得のいくことがありますね。
上は射水市六渡寺の獅子舞。
下は氷見市上庄地区の獅子舞です。
いずれも富山県西部の獅子舞で、
東部ではなぜか「二人立ち」がほとんど。
獅子舞と龍舞との関係について妄想に耽っていると・・・
少女の操るドラゴンボールが dendoroubikの脳天を直撃(笑)
世界一といわれても、納得のすばらしい演舞でした!
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by
goodroads at 2013-02-15 20:17
これは見事!!
是非に間近で見てみたいものです☆
ドラゴンボールの衝撃!!今年は「当たり年」、宝くじの購入をされてみては(^^)ノ
凸!!
是非に間近で見てみたいものです☆
ドラゴンボールの衝撃!!今年は「当たり年」、宝くじの購入をされてみては(^^)ノ
凸!!
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by
dendoroubik at 2013-02-17 12:08
☆Tomさん
以前にもあるお祭りで「イナブロー」という
3メートルくらいの竿の先に鳥の形をしたものがついたものが
倒れてきて 脳天を直撃したことがあります
が・・・その年もクジ運はさっぱりでした^-^;
「龍舞」 はじめて実物を見ました
想像以上の迫力で けっこう感動してしまいましたw
かなり盛りあがる芸能ですね!
凸ありがとうございます!
以前にもあるお祭りで「イナブロー」という
3メートルくらいの竿の先に鳥の形をしたものがついたものが
倒れてきて 脳天を直撃したことがあります
が・・・その年もクジ運はさっぱりでした^-^;
「龍舞」 はじめて実物を見ました
想像以上の迫力で けっこう感動してしまいましたw
かなり盛りあがる芸能ですね!
凸ありがとうございます!
by dendoroubik
| 2013-02-14 12:00
| ◆神戸の祭り
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Comments(2)