お花見日記3 月桂冠大倉記念館

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濠川から見えていた煉瓦の煙突は、ここでした。

月桂冠大倉記念館。

明治42年に建造された月桂冠発祥地に建つ酒蔵を改装し、
昭和62年(創業350年にあたるそうです)に開設された
「伏見の酒造りと月桂冠」をテーマとする博物館。




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このあたりを歩くのは、何十年ぶりでしょうか・・・

懐かしいというよりも、あまりにもよく整備されすぎていて、
はじめて訪れる土地のようでした。

月桂冠大倉記念館、大倉家本宅、月桂冠旧本社。

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「月桂冠」の創業は寛永14年(大倉治右衛門により酒屋「笠置屋」として創業)
といいますから、まもなく400年。

「月桂冠」を銘柄名として採用したのは明治38年から。

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記念館には、所蔵する京都市有形民俗文化財の酒造用具類
6,120点のうち400点が展示されています。

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いまは必ずしもそんなことはありませんが、
ある時期まで「一升瓶」といえば、
ワインのボトルが喚起する洒脱なイメージの対局にあるような、
泥臭いイメージがつきまとっていたように思います。

しかし、よく考えたら江戸時代には
酒の瓶詰めなんていうものはなかったはずで、
明治以降、ワインなんかの影響を受けてはじめられたものでしょう。

当時は、こういったヴィンテージワインのような
ボトルが出回っていたのでしょうか。

「月桂冠」・・・というネーミング自体も、
けっこう西欧風ですね、今から思うと。

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日本酒の一升瓶が、この路線を走らずに
独特の意匠に発展していったのは、なぜなのでしょうか。

日本人の美意識に合わせた結果でしょうか。

ワインやビールとの味の違いを表現しようとした結果なのでしょうか。

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大衆化の過程で、ボトルのイメージも変化してきたのでしょうか・・・

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焼印、朱印、銅板などの出荷用具も珍しいものですね。

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ポスター類もおもしろい。
セクシーすぎて流通しなかったものもあったとか(笑)

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大倉記念館と明治時代建造の内蔵酒造場
のあいだには、広い中庭があります。

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昭和初期までは、酒造にこういった木桶がつかわれ、
天日干しされていたんですね。

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こちらが酒造場。

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利き酒なんかもできて、
入館料300円というのは、かなりお得だと思います・・・
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Commented by nochi423 at 2012-06-20 09:50
わ!お酒好きにはたまらないツアーですね!
(日本酒、私は泥酔するので飲めませんが…)

月桂冠の看板を掲げた男の子が飛び出し君に見えました!

セクシー過ぎるポスター見てみたいなあ~。
Commented by dendoroubik at 2012-06-21 00:57
☆ノチさん

ここもけっこう楽しめたのですが
やはり最後に訪れた蔵出し日本酒&地ビール飲み放題の黄桜酒蔵の「カッバカントリー」が楽しかったです(^O^)/

酒飲みであることは ふだんは何ひとつブラス要因として働かないですが
こういう席では「明らかに元を取れた!」という優越感・満足感に浸れます^_^

いやあ おいしい酒でした!
by dendoroubik | 2012-06-20 00:00 | 京都 | Trackback | Comments(2)