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安土 沙沙貴まつり その2

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日が暮れると、沙沙貴神社で大松明の奉納がおこなわれます。 

常楽寺からの道中も摩訶不思議なものでしたが、
夜の松明奉納の模様も、とても神秘的です・・・

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常楽寺から約1キロの道程を4時間かけて
ようやく大松明一行は沙沙貴神社に到着します。

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「所望~ 所望~」 
・・・の綱先役のかけ声で手桶踊りがつづけられます。 

踊り手のダッシュとともに大松明がまえへすすんでいきます。

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楼門を潜るときも、もちろん手桶踊りに先導されます。 
このダンスに鼓舞されないと、
大松明はまえにすすむことができないことになっているのですね・・・。

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神社への到着は、ちょうど日没になるように計算されてたみたいです。

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大松明一行は、楼門を潜ったあと、本殿のまえへ。

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「所望~ 所望~」

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拝殿のまわりを時計まわりに一周した大松明は
ふたたび楼門を潜り、50メートルほど先の奉火場へすすみます。

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そこでこの大松明が立てられるのですが、
なにせ巨大なものですのでかなりの重労働。 
30分以上かけてようやく持ちあげられます。

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その頃、境内では子供松明の点火がはじまっていました。 

子供たちが手にしているのはびわ湖の葦でつくられた松明。 

拝殿に据えられた三基(社)の御輿を照らします。

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楼門の外では、いよいよ大松明の点火がはじまります。 

先の尖った注連縄のようなもの(「筍」)が火種になります。 

神社から運ばれた筍に火が移され、
代表の方がうしろ向き、頭越しに
大松明のてっぺんめがけて放り投げます。 

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うしろ向きに放るわけですから、一発では決まらず、
三度目にようやく大松明のうえに乗っかります。 
追い火種が投げ込まれ、大松明が燃えあがります。

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境内では、鉦と太鼓の踊りがはじまっていました。

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大松明を先導してきた4人組+代表1名も珍妙なダンスを披露。

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拝殿に据えられた三基(社)の御輿が一基ずつ担ぎだされ、
楼門外の大松明のまわりを練り歩きます。

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鉦と太鼓が延々と鳴り響くなか、
三基の御輿が炎のなかを
舞うように練りつづけるさまは、とても幻想的でした・・・

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by dendoroubik | 2012-04-11 17:00 | ◆近江の祭 湖東 | Trackback | Comments(0)