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勝山左義長まつり9 集まっておいでやぐらの下へ

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祭りのおわりは、いつもモノ哀しいもの・・・

陽気な祭りであればなおさらです・・・





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2日間にわたるこの祭りのクライマックスは、
最終日の午後9時から、九頭龍川のほとり、
弁天河原でおこなわれるドンド焼き・・・

これを見ていれば、
それなりのカタルシスがあったのかもしれませんが、
今回は夕方に家路についたので、
いつまでも名残惜しさが消えませんでした。 

来年の左義長まつりがいまから楽しみです・・・。

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どこのお祭りでもそうですが、
最近は女の子が優勢のように思います。 

小学校中級から高校生くらいまでの
男の子の姿はあまり見かけません。 

 恥かしがって、出てこないのかな・・・? 

たしかに、それくらいの年齢の男の子は、
綺麗な衣装をつけて人前に出る
・・・ということにどこか抵抗があったりするのかもしれません。

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高校生くらいになると、また男の子たちも祭りに戻ってきます。 

 血が騒ぐんでしょうか・・・? 

昼間は、ほとんど幼い子供たちや女の子、
おじさんやおばさんの姿しか見られませんでしたが、
夜になると、青年たちも
櫓のうえで浮く姿が見られるようになりました。

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昔は、すべての櫓が
祭りのたびに組み立てられていたそうですが、
現在は手間を省くためにそのまま櫓会館に収納され、
レールで引き出せるようになっています。

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明治29年、この町を襲った大火で、ほとんどの櫓が焼失。 

現在、12基ある櫓のうち、9基がその後の再建です。

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下長渕の櫓は焼失を免れた3基の櫓のひとつで、
勝山市の文化財に指定されています。

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全国の多くの祭りが、
主催住民の経済的な負担や、
人手不足などから運営困難に悩んでいます。 

 勝山左義長まつりも例外ではないと聞きます。 

明治29年の大火のあとも、
櫓は再建されて祭りはつづけられました。 

人手不足から毎年の組み立てが困難になると、
据え置き型に変更されてゆきます。 

およそ300年以上といわれるこの祭りの歴史は、
そんな風にどんどん形を変えて引き継がれてきたのでしょう。

おそらく、1970年の大阪万博出場をきっかけに、
大きく様変わりしたのではないかと想像します。 

元唄に新しい歌詞がつけ加えられたり、
子供ばやしコンクールが開催されたりと、
それまで一地方の住民の楽しみで
おこなわれていたにすぎなかったものが 
勝山以外の「全国」や
これからの「未来」に眼が向けられはじめたのだと思います。

なにより、この祭りを見ていて楽しいのは、
櫓のうえで浮いている人々が 
「見てください」でも「見せてやる」
(有名な祭りで、けっこうそういうのがあります・・・)
でもなく、いっしょに楽しもう
・・・という心意気を発しているところです。

このことは、いくら強調してもし足りない
この祭りの最大の魅力だと、僕は思います。
 
椎名誠さんは、この祭りのルポルタージュで 

「喜びの伝わる祭り」 

・・・と表現していました。 

同感です。    



  さあさ おいでよ 集まっておいで 
             あなたもきみも 櫓の下へ・・・
by dendoroubik | 2012-03-08 20:00 | ◇勝山左義長まつり | Trackback | Comments(4)
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Commented by nochi423 at 2012-03-08 21:33
わ!このシリーズもいつの間にか増えてましたね^^♪
やっぱり可愛いなあ、女子たち!!
お祭りの雰囲気+着物で可愛さ三割り増し!

腕まくりしている子が居ますが寒くなかったのでしょうか??
太鼓を叩いてるから暑いのかな^^

それにしても暗いのに鮮明な写真・・・さすがです。

Commented by dendoroubik at 2012-03-08 21:56
☆ノチさん

長襦袢・・・というのがこのお祭りの正装なので ヒートテックのない時代には寒かったでしょうね(>_<)
でも 腕まくりしているところをみると 櫓のうえで浮いているうちに暖かくなるのでしょうか

新しいカメラはISO6400まで使えるので 夜の祭りに効果を発揮せきそうですw

あまりにも楽しい祭りだったので 2週間にわたりつづけてしまいました^-^;
来年も行くつもりですv
ぜひ ツアーを組みましょう!


Commented by tora003 at 2012-03-08 22:35 x
祭りの開始から佳境へ・・そして余情残心・・
「勝山左義長まつり」の魅力を余すところなく捉えた素晴らしい記事です!!
春は京都、滋賀も秀逸な祭りが開催されますね
そちらの記事も楽しみにしております
Commented by dendoroubik at 2012-03-08 23:11
☆tora003さん

こんばんは!
お褒めの言葉を頂戴いたしまして恐縮です
しかし これらはすべて tora003さんの昨年の記事にインスパイアされたものです
あのインパクトが忘れられず
実際に足を運んでみて・・・やはりすばらしい祭りでした!

来週の週末には 滋賀でも左義長まつりがはじまります(これもすばらしい祭りです)
今年は仕事で行けそうにありませんが
昨年はこの祭りのはじまる直前に東北の震災がありました
その後 多くの祭りが「自粛」されましたが 
今年はなにごともなくおこなわれることを祈るばかりです