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五個荘 商家に伝わるひな人形めぐり3

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五個荘の「商家に伝わるひな人形めぐり」で
もっとも見ごたえのある雛飾りは、
外村宇兵衛邸の御殿雛でしょうか。

寛政期の作といわれる御殿雛は
二畳敷きの大きさの飾り台に、
平安時代の宮中の宴を再現したもの。

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雛飾りそのものよりも、
まわりで宴の準備をする官女や男たちの
つくり込みに見入ってしまいます・・・



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宮中で甲斐甲斐しく立ち働く女性たちにくらべて、
男たちのどこか所在なさげなところが笑えます(笑)

これが女性の祭りであることを、
改めて思い起こさせてくれます。

とくに必要とも思えない、
こういった周縁的な人物を置くことによって、
ミニチュアールの世界がグッとスケールアップするように思えます。 

最近の映画やテレビドラマでは、
こいうった「顔」は排除されがちなので、
どこか薄っぺらく、そらぞらしい感じを抱いてしまいます。 
もっとも、大河ドラマで、ちょっと薄汚れた衣装を使うだけで 
「画面が汚い」なんておっしゃる方がいるくらいなので、
ドラマでは浮き世離れした煌びやかさだけが
求められているのかもしれませんが・・・南無。

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それにしても、この活き活きとした表情!

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慶応2年作の御殿雛。

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外村宇兵衛邸横の水路。

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by dendoroubik | 2012-02-22 12:00 | ◆近江の祭 湖東 | Trackback | Comments(4)
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Commented by nochi423 at 2012-02-22 19:58
ひょうきんな顔の人形も居るんですね^^
キチキチなセットよりも、こういうゆるい感じの人形が面白いです。

そして雪の降る中佇むポスト・・・・!!この写真好きです。
木の塀も綺麗ですね^^
Commented by dendoroubik at 2012-02-22 20:49
☆ノチさん

伝統的な建物の保存地区に指定されていますので
消火栓なんかの色にも配慮がなされていて このポストもそのひとつなんでしょうね
飛び出し坊やもいません・・・
でも 指定区域を一歩でると います^-^

ひようきんな顔 実直そうな顔・・・
表情がそれぞれつくり分けられているところがスゴイですね

それにしても これだけの飾りを出し入れするのはたいへんそう!
Commented by さばお at 2012-02-23 21:16 x
これはスゴい。
雛飾りというより、ジオラマの領域!
主役の二人が霞むほどの豊かな表現です。

>まわりで宴の準備をする
というより、仕事をさぼっているように見えなくもナイですね^^
Commented by dendoroubik at 2012-02-23 22:32
☆さばおさん

ズバリ サボってますね^_^;

油を売っている人まで作り込むというのは贅沢といえば贅沢…まさにジオラマの世界ですね!

それにしても これを贈られた娘さんたちは 彼らをどんなふうに思って見てたんでしょうか?

「うわあ いややわあ こんな男はん!」
「こないな人と いっしょになりとお おへん!」

まるで 僕のような男たちよ(ノ><)ノ