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だるま寺 節分大祭

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「だるま寺<」の名で親しまれる京都、法輪寺。
臨済宗妙心寺派の別格寺院です。 
開基が両替商というユニークな禅刹。

西の京円町をすこし上り、
下立売通を東に入った・・・紙屋川沿いにあり、
ふだんはひっそりとしたところですが、
節分になると近隣のみならず遠方からの参詣者で賑わいます。




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下立売通には赤い横断幕が張られ、まるで商店街の大売出し(笑)

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境内のいたるところに達磨がフィーチャーされています。
 
信者より寄進されたものがほとんどで、
その数 ざっと8000といいますから驚きです。

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お札を購入し願い事を書いて達磨さんにペタペタ・・・

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巨大な達磨さんの天井画。

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達磨堂へお参り・・・

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本堂東側の「十牛の庭」。

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縁側にも達磨さんがズラリ・・・

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節分祭とは関係ありませんが・・・
本堂の2階には、日本映画の功労者、六百余霊が祀られる、
その名も 「貴寧磨殿(きねまでん)」があります。

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日本映画の父、牧野省三が住んでいたのは、
ここからすこし上がった北野天満宮の近く。 

彼がつくった 日本初の時代劇映画と称される『本能寺合戦』をはじめ、
黎明期の時代劇映画の出演者の多くは、千本座の俳優たちですね。 

マキノ映画は>等持院、御室、
太秦に撮影所をつくり、多くの映画人を輩出。 

マキノ以降も松竹、東映、大映などの撮影所で
傑作、名作、凡作、駄作が量産されています。 

このあたりを「「日本のハリウッド」といっても過言ではないですね。

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「貴寧磨殿」が安置されたのは、
ご住職が映画関係者と親交があったことによるそうです。 
牧野省三、尾上松之助、大河内伝次郎など
京都の映画人だけでなく、
小津安二郎、円谷英二、渥美清など、
東京の映画人の霊も祀られています。

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by dendoroubik | 2012-02-04 18:00 | ◆京の祭 | Trackback | Comments(6)
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Commented by anny at 2012-02-05 04:03 x
すごいマニア度ですねえ、キネマ殿ですか、初めて知りました。
梅屋庄吉の位牌までしっかり写っているとこなど、とても私などの及ぶところではありません。感服しました。
マキノ省三の『本能寺合戦』も、そうだっけ?と「日本映画発達史」をとりだして見直しました。お恥ずかしい限り。
――それにしても濃いなあ!
Commented by dendoroubik at 2012-02-05 11:43
☆annyさん

キネマ殿・・・話には聞いていましたが はじめて訪れましたv
濃い~んですが・・・本来はマニアックではなく 京都ではふつうのことだったんでしょうね

小津と野田高悟が並んでいるのは当然だとはいえ その横に溝口があったり
・・・まあ 名前だけのことなんですけど なんだか妙に昂奮してしまいました^-^;

annyさんも 学校から狂言なんかを見せに連れられた記憶がおありだと思いますが
京都の子供たちには 京都の映画を見せてほしいな・・・と思うのですが・・・

Commented by anny at 2012-02-06 01:42 x
京都文博学芸員M氏の悩みがまさにそれで――、
子供達に京都の映画を見せようと映画鑑賞会を学校関連で企画しても、いまどきの子供達は大人しく映画なんか鑑賞してくれないとか。大学生さえも文芸映画は「拷問だ!」とか。
表向きの刺激ばかり強い今時の映像と比べたら、昔の映画はこちらから読み取らなければならない部分が多く(当たり前だけど)子供達はじっくり鑑賞する習慣が身についてなくて、もう出来なくなってるのだと思う。

M氏はストレス溜まる一方なので学校相手にやりたくなかったみたいだけど。近頃は、面白い部分だけちょっと紹介する方式に変えたようです。

でも、私たちの小学校時代は映画鑑賞会定期的にありました。
なにしろ東映のお膝元だから、東映教育映画とかアニメとか。オリンピック関係の映画とか。
京都市が作った『祇園祭』とか――。まさかその30年後に監督に会えるとは、想像だにしませんでしたが。

逆に、狂言は壬生狂言しか見た記憶が無いなあ・・・。
Commented by dendoroubik at 2012-02-06 21:37
☆annyさん

映画が唯一でも最大の「娯楽」でもなくなって久しいと思うのですが
かといって「教養」として見せられたりしたら たしかに子供たちには迷惑ですね^-^;
でも 「娯楽」と「教養」の蜜月時代というのも子供たちには味わってもらいたいです

だいたい「保存」なんていわれだした時点で もうそれは終わってるんですね
でもフィルムは本やレコードなんかより保存がむずかしいので
やはり「保存」は必要なんですね
M氏の悩みには心から同情しますが 名案・・・というのは ないんでしょう・・・

映画には「国際作家」はいても「国民作家」がいない・・・と昔 読んだことがあります
いない・・・のではなくて 認識されてないだけですね
マキノ雅弘なんて まさしくその名にふさわしい
せめて京都人くらいは そんな「常識」を身につけてほしいと思うのです
Commented by anny at 2012-02-06 23:26 x
フィルムの保存は急務です。酸っぱくなって溶けてしまうので。

今年の夏は文博のワークショップにお誘いしましょう。
一日だけの参加もOKですので、いろいろと珍しいものを見ることが出来ますよ。
Commented by dendoroubik at 2012-02-07 23:00
☆annyさん

ぜひお願いしますm(__)m

映画は世界に必ずしも必要でないものかもしれませんが
映画のない世界は野蛮で
映画を見ないひとは野蛮人だと思います
世界はいまでも映画にあふれているのに
どんどん野蛮になっていくのは なぜでしょうか…?