2011年 11月 19日
永源寺 2
山門をくぐるって左手に鐘楼、その奥に本堂・・・
本堂であるこの方丈は、
明和のころに再建されたものですが、
なんといってもヨシで葺いた巨大な屋根が圧巻です。
このたおやかな感じがとてもいいなあ
・・・と 来るたび感嘆の声をあげてしまいそうになります。
「こんにゃくの さしミをすこし 梅の花」
芭蕉句碑の向こうに法堂。
享保に再建されたもので、後水尾天皇寄進の
釈迦・迦葉・阿難三尊を安置しています。
つづいて 寂室禅師の墓所、開山堂
・・・なのですが、なぜか撮り忘れ・・・
写っているのは、向かいの経堂です。
開山堂まえの石庭の木が見事に紅葉していました。
うーむ。 名木ですね~
突き当たり右が標月亭、
その左、茅葺の建物は永源寺の塔頭のひとつ、含空院。
総ケヤキ造りで見事な庭園もあるそうですが、こちらも非公開。
境内の撮影についても、三脚を禁止している以外、
とくにやかましい規制もなく寛容だったり、
多くの観光客を受け容れながら俗っぽくならないのは、
こんなふうに 見せるところと見せないところが
画然とわかれているからでしょうか。