京都 美山町田歌の祇園祭 「田歌の神楽」 3

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このお祭りの最大の見せ場は、
八坂神社まえの拝殿で繰り広げられるお神楽です。 

太鼓屋台(「神楽堂」というそうです)を本殿側に据え、
後ろで笛が奏せられるなかでいくつかの演目が演じられるのですが、
瞠目すべくはその演技力です。 

3人の髯奴、ひょっとこ、おかめ、樽負い爺が
代わる代わるに演じるお神楽は、大らかなユーモアに溢れていて、
時の経つのを忘れてしまうほどのおもしろさです。 
きっと昔の人々は大笑いしながらこのお神楽を楽しんでいたのでしょうが、
あんまり見事すぎて、いまは笑うよりも見惚れてしまう人の方が多いですね。
(それはいいことなのか、わるいことなのか・・・)



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一行が神社に到着すると、祭典がはじまります。

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神事が終わると、いよいよお神楽がはじまります。
笛の囃し方が拝殿のうしろに座ると、まず老人が太鼓を打ち、
つづいて子供たち、そのあと大人たちが代わる代わるに太鼓を打ち鳴らしていきます。

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これを 「ならし」 というそうです。

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つづいて鬼と奴が順番に太鼓を打っていく「かぐら」。
そのあと、2人の奴に樽負い爺が絡む「さんぎり」が演じられます。 
樽負い爺はあまりによぼよぼして、バチを落としたりするので、
奴が蹴飛ばして替わりに打つシーンなどが印象的です。 
道化役の樽負い爺を演じる青年の演技がすばらしかったですね。

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「新(にぎ)まくら」 は、おかめとひょっとこ(ささらすり)のからみ合いです。 
夫婦か恋人なのでしょうか・・・
ちょっと艶っぽい情感に溢れたお神楽です。 動きが美しい。

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最後に奉納される「三の舞(さんばそう)」は
ひょっとことおかめに樽負い爺が絡むちょっとエロチックなお神楽です。 
樽負い爺はおかめの着物の裾をめくろうとしたり、しきりにつきまといます。 
「さんぎり」同様、つまはじきにされてしまうのですが、
この樽負い爺・・・ぶらさげたつくりもののキンタマで
太鼓を打ったり、やりたい放題です(笑)

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樽負い爺が三方に土下座でお礼をしてお神楽の終了です。

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神社から当番宿まで帰ります・・・
時計をみると午後2時でしたので、出発から1時間半ほどのお祭りでした。

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このあと、当屋のまえでも 「ヤトーセー」 をやってました(笑)
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Commented by うずら at 2011-07-22 01:19 x
美山でそんなお祭りがあるなんて知らんかったな。
というか、滋賀県内のお祭りも、全部知らんのやけど(汗)、
でも、面白いなぁ。
神楽って、そんな面白いもんなんですかねぇ。
で、役者のみなさんは、若い男性なんですか?
あの化粧の下は、イケメンやったりするんですか?
・・・気になるところが、私らしいけど(笑)
Commented by dendoroubik at 2011-07-22 17:24
☆うずらさん

ズバリ! イケメンでした(^O^)
化粧まえから見てたんで 間違いないです
奴だけでなく おかめ・ひょっとこも好青年…
かき氷を売ってた若い男の子も
「来年はがんばって 奴をやりたい!」
と言ってました…頼もしい限りですね^-^v

高齢になると 囃し方にまわるみたいですね
Commented by yyama0525 at 2011-07-23 15:17
1年に一回、村のビッグエンターテイメント
昔の平和な農村生活が偲ばれます

間違いなくよいことだと思います
Commented by dendoroubik at 2011-07-23 23:02
☆Capt.Yamaさん

くだらない笑いが大好きで
「笑わせてなんぼ!」
という大阪人の血を半分受け継いでる (母方^-^です) 自分でさえ
チャンネルをひねる (この表現も 死語ですね ^-^) と見せつけられるお笑いに
うんざりしてしまう今日この頃
きっと 爆発的な笑いを喚起していたにちがいないこの神楽を
まじめくさって見てしまうにことに
ちょっと 違和感を おぼえてしまいました^-^;
by dendoroubik | 2011-07-21 00:00 | ◆丹波の祭 | Trackback | Comments(4)