2011年 04月 15日
大津 山王祭 宵宮落とし神事
山王祭の神事は1ケ月半という長い期間おこなわれ、
また、おこなわれる神事も多岐にわたっているため、
他の祭にくらべて、いったい何をやっているのか
イメージしにくいところがあるかもしれません。
4月13日夜の「宵宮落とし」がもっとも人気のあり
・・・山王祭を象徴する神事といえるかもしれません。
その朝、東本宮から4基の神輿が担がれた東本宮が舞台です。
午後7時すぎ、
竹松明を担いだ駕與丁たちが、宵宮場へ駆け込んできます。
たちまち神輿に飛びついて「神輿振り」がはじまります。
「神輿振り」とは、神輿を宵宮場の床板に、
まるでシーソーのように前後にゆすりながら打ち据えることで、
神の誕生・・・その陣痛の苦しみをあらわしたものだといわれます。
ドスンンドスンという音は迫力があり、
4基が揃うまで1時間ほどつづけられる
その光景は不思議な感銘を催させます。
腕を組み合わせてまえに立ちはだかる男たちは
「前張り役」といわれ、陣痛を人々の目から隠す役割を
果たしているとの説もあるそうです。
若いイケメン駕與丁の見せどころです。
午後9時頃、ふいに宵宮場に
「飛び」と呼ばれる甲冑の男たちが飛び込んできます。
4基の神輿はそれを見て、
神輿のまえの担ぎ棒を高々とあげ、
「飛び」たちはやにわにそれに飛びつきます。
あれよあれよという展開に、
会場のヴォルテージは最高潮に達します。
小満役と駕與丁代表の掛け合い、
獅子舞の奉納、綾織りの奉納がありますが、
後ろからだと駕與丁たちに隠れて見えません
・・・ので横に設置された大型スクリーンで。
最後に、実行委員長の「祭文」の読みあげがあり
「・・・かしこみ、かしこみもうす~!」の声を合図に
「飛び」がいっせいに地面に飛び降り、
同時に神輿も落とされます。
(「宵宮落とし」の名はここからきています)
西本宮に入る順は決まっているのですが、
100メートルほど先の鼠宮までは
一番乗りを決める競争なので、
ここがいちばん盛りあがるところです。
どの駕與丁も殺気立っていて、すごい迫力です。
(夢中でシャッターを切りましたが、
暗闇での一瞬の出来事なので、
どれもブレブレで何が写っているのかわからないありさま・・
・upできるようなものはありませんでした^^;)
東本宮、牛尾宮、樹下宮、三宮宮の順で、
日吉三橋のひとつ、二宮を渡り、日吉大社西本宮へ向かいます。
拝殿に収められ、神事の終了です。
最初の写真、なぜこの並び方なんでしょう(笑)
(写真の中では)一番ガタイの良い男子の隣の坊や。肘の高さも太さも違い過ぎて苦しそうです。
竹松明の火を前にした状態で走るのでは、炎がもろに自分の方に向かってくるのだから熱いだろうなぁ。
またイイものを見せていただきました。
流し撮りは、経験と運次第ですが、スピード伝わってきて、かなり感動しています。
(ワタシは昨日、白峯神社のお祭り・・・というか蹴鞠を見に行ってきました。写真は相変わらずテキトーですが、今日のうちには書いておくので、また見にいらしてください。)
うっ!
日吉山王祭をご存知ありませんでしたか(>_<)
大津まつりと長浜曳山まつり それに山王祭を「湖国三大祭り」といって
滋賀を代表する祭りのひとつなんですよ^^;
(・・・といいながら 自分も滋賀に移住して 3つともはじめて知ったのですが^^;)
左端の少年(?)は 会場でも話題になってました^^
あまりにも身長がちだいすぎて なんだか気の毒だなあ・・・と
そのときは気づきませんでしたが 次の写真をみてみると
違う青年に替わってますね
いつのまに入れ替わったんでしょうか!
白峯神社のお祭りは やはりサッカー絡みでしょうか?
今晩 ゆっくり拝見させていただきます^^