日野 南山王祭 ほいのぼり

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日野の「ほいのぼり」というのは、
写真で見たことはあっても、
じっさいどんな祭なのか、いっさい知りませんでした。

高さ10メートルほどののぼりに、
幾条もの割り竹がひらき、
薄紅の紙花が結わえられて、、
まるで桜のように美しい・・・。

その下で、人々がお弁当をひろげて、
まことに和やかな風景です。

日野特有の祭で、
この時期、日曜のたびに各地域の「ほいのぼり」
がおこなわれているんだそうです。
なかでも、いちばん有名な大窪・松尾地区による
「南山王祭」日枝神社の「ほいのぼり」は
曜日でなく、毎年4月4日におこなわれます。




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20本ほどの「ほいのぼり」が日枝神社に持ち寄られ、
その下で10時ころから昼過ぎまで、お弁当をひろげて談笑・・・
春休み期間中なので、子供たちもはしゃぎまわっています。

でも、それ以外のことが何か起こるわけでもありません・・・。

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震災から、全国各地の祭やイベントが中止になったり、
鳴り物やハデな行事を割愛しておこなわれたりしています。

滋賀でも「水口祭」が中止になりました。

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「ほいのぼり」のうえには御幣が立てられています。

神が宿るものでしょう。

おそらくこの「ほいのぼり」は疫病から
村人を守るものだろうといわれています。

幾たびも訪れただろう災厄を乗り越えて、
いまここで笑顔で語らう喜びをかみしめることを、
誰も「不謹慎」だと咎めることなどできないでしょう。

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それにしても、災厄から村人を守るのが、
鉄のカーテンやコンクリートの壁でなく、
薄紅色のこの風にふわふわ揺れる
「ほいのぼり」だというのが、なんともいいですね^。

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今年は桜の開花がすこし遅れているので
「ほいのぼり」とのコラボは見られませんでした・・・

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絶好の「ほいのぼり」日和・・・
          
しかし、さすがの「ほいのぼり」も花粉症からは守ってくれませんでした(笑)
by dendoroubik | 2011-04-04 22:17 | ◆近江の祭 湖東 | Trackback | Comments(4)
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Commented by うずら at 2011-04-05 09:53 x
へぇ~、こんなお祭り?あるんですか。
知らんかったな、日野!
というか、「それ以外のことはなにも起こらなかった」、とこが、
なんか微笑ましい~
神事はともかく、ベースは、どこのどんなお祭りでも、
無病息災、家内安全、五穀豊穣・・・やらで、
人々の願いが込められたものですよね。
不謹慎なことは何もないって思うんですけど・・・
Commented by at 2011-04-06 00:18 x
日野の者です。
「それ以外のことはなにも起こらなかった」とありますが、
私の子供の頃の35年ぐらい前までは、午後の祭典が終わったら、
ほいのぼりを倒して「ほい(あの花飾り)」を奪いあって家にお守りとして、
一年間飾ってたのですよ。
ほいの取り合いはそれは楽しかったです。
Commented by dendoroubik at 2011-04-06 05:57
☆うずらさん

まるでお花見のような のどかな風景
とても楽しげでした^^

お祭といえば 年に一度の楽しみ
被災された方を慮って
「自分たちだけが楽しんでいていいのか」
と思う気持ちも まっとうだと思います
とはいえ 楽しみの裏側には 
恵みを与え 災いをもたらしもする天に対する
感謝と畏れがあるわけですから
「こういうときだからこそやる」
という結論も 至極まっとうだと感じます
「関西を元気に!」
と 経済活動ばかり喧伝されていますが
(それも大切なことでしょうが)
こういう「祈り」のようなものが大切なのでは・・・と
Commented by dendoroubik at 2011-04-06 06:03
☆Tさん

はじめまして!
祭典のあとに 花奪いがあったんですね
春の午後 子供たちが薄紅の「ほい」を奪い合う光景
目に浮かぶようです
この日も 子供たちが元気に走りまわっていたのが印象的でした
幼いころのこうした楽しい記憶は
子供たちによい影響を与えないわけがないですね
いつまでもつづいてほしいと思います
貴重な情報 コメントいただきまして ありがとうございます