2010年 08月 25日
大津 佐久奈度神社
びわ湖には、460の川が注ぎこみますが、
琵琶湖疎水が開削されるまで、瀬田川が、
びわ湖から流れ出る、唯一の河川でした。
その瀬田川の景勝地、鹿跳橋(ししとびばし)を渡って、
左岸の高台に奈良時代の創祀の神社があります。
佐久奈度神社。
社殿はかつて瀬田川の河畔にありましたが、
天ヶ瀬ダム建設によって水没。
現在の高台に再建されました。
明治九(1876)年に村社に列格。
同41年神饌幣帛料供進社の指定を受け、
大正十(1921)年に県社に昇格。
祭神は、瀬織津姫命、速秋津姫命、
気吹戸主命、速佐須良姫命の四柱の神。
「さくなど」という名は、
さくなだり=急流に由来するといわれます。
瀬田川の激流があらゆる罪や穢れを
流し去ってくれる・・・ということでしょうか。
平安時代には、祓所として名高くなります。
7月31日。
人形の祓い、茅の輪の祓いなどが行われる御洗祭があります。
道路沿いではないので、意外にみなさんご存知ないかもしれませんね。桜の頃はこのあたりも綺麗ですよ。
7月31日の御手洗祭は知らなかったです。。
このあたりは びわ湖がちょうど
「あ~ 川になった!」
と実感できるあたりですよね^^
以前から 頻繁に横を通り
そのたびに気になってたのですが 今年 はじめて立ち寄りました
立ち寄らなかったのは 元の神社が水没してしまって
再建されたもの・・・という先入観があったからです
で・・今回 訪れたのは ちょうどお祭の日だったので・・・
でも 調べても時間帯がわからず
その日「ぼんのこへんのこ祭」へ行く途中に立ち寄りました
禊の神社として著名ですが 高台に移った今
もうひとつその意味が掴みがたかったのですが
鹿飛橋を遥拝できる場所が設けられていて(4~5枚目の写真です)
本来の意味が すごく感じられました
また このあたりは 忠臣蔵の大石家のルーツですね
12月14日のお祭も いちど見たいと思っていますv