2010年 06月 13日
能登14 道の駅・ふらっと訪夢
見知らぬ町を訪れたとき、地図をよく確認しなくても
「はは~ん。だいたいこのあたりが町の中心だな」
・・・と感じること、ありますね。
人の流れや、におい・・というか、雰囲気で。
だいたいそれは、JR・・・
というか旧国鉄の駅を中心とした
市街地であることが多いです。
輪島市街に差し掛かり「輪島朝市」と、
くどいほど書かれた案内板に導かれながらも、
左手にそんな電波をビンビン感じます。
「輪島朝市直進」の看板を無視して、
そんな電波と道路の広さに従って左折すると、
現れるのはやはりお馴染みの駅のロータリー・・・
と思いきや、廃線になったのと鉄道旧輪島駅の
駅舎をそのまま利用した道の駅「ふらっと訪夢」でした。
まったく。基幹駅のロータリーそのものですね。
でも、鉄道はもう走っていません。
ターミナル・・・といっても、バス・ターミナルです。
しかし、建物もそのまま残されて、
ここから鉄道旅行や・・・はたまた電車通勤
通学なんかがいまにもできそうです。
水森かおりさんの「輪島朝市」が
ところどころにフィーチャーされています。
この歌、寡聞にして知らなかったのですが、
あとから調べたらかなりのヒット曲らしいですね。
歌詞を読むと・・・傷心の女性の能登半島ひとり旅
・・・といった内容ですが・・・一番以外、
あまり朝市とは関係ないように感じるのは気のせいでしょうか・・・
輪島塗のこんなカオダスも・・・
(よけいなお世話かもしれませんが・・・
カオダスがあまりにも大きすぎて、
実際に全景を入れて記念写真を撮ると、
顔がはっきり写らないと思います・・・
もう少し小さい方がよかったのでは・・・)
駅舎をそのまま生かしたアイデアも
(現役そのままの建物ではないみたいですが)、
プラットホームと「ふらっと夢を訪れる」
・・・をかけたネーミングも、
次の駅を「シベリア」と書くユーモアも好きです。
でも・・・次はシベリア・・・といいながら、
線路はここで、思いっきり終わってるじゃないですか・・・
「寂しさ」がすっかり消えていますものね。。
こういう利用の仕方もまたいいのかもしれません。
元気復活。。
お天気がいい日乃画像であることも影響しているのかもしれません。。。
廃線になったとはいえ やはり観光地・・・訪れる人も多いですからさびれた感じはぜんぜんなかったですね~
むしろ ツッコミどころ満載・・・というか ツッコミを待ってるような気配すら感じました^^
あと2駅 廃線になった駅を見ましたが こちらはさすがに荒涼としたたたずまいでした・・・
縄文真脇という廃駅では ご近所のお年寄りがしきりになにか語りかけてくださってたのですが・・・まったく言葉が理解できず
「いやあ・・・それにしてもいいとこですね」
とおざなりの返事しかできなかったのが残念でした(><;)