2010年 05月 07日
近江八幡 篠田の花火 その1
ポスターなんかを見ると「篠田の火祭」と書かれえていますが、
花火は「篠田神社」の春の例祭宵宮に奉納されるもので、
つまり祭の一部・・・本祭は翌日におこなわれるので、
メインの行事ではありません。
近江八幡近辺で春に執り行われる松明まつりのひとつで
「八幡まつり」に登場するのと同じかたちの松明の捧火が、
祭のクライマックスにおこなわれるのですが、
そのまえに珍しい「和花火」 の奉納があることから
一般に「篠田の花火」 と呼び習わされています。
上田地区は「松明まつり」が頻繁におこなわれる八幡のなかでも、
かなり東のはずれ・・・国道8号線・・・旧中仙道沿いに位置します。
5月4日は、高島の「七川祭」と 「大溝祭」をハシゴして、
GW特有の渋滞する国道161号線を南下し、
この祭の行われる、近江八幡上田地区には午後6時頃に到着しました。
9時からはじまるクライマックスに向けて、
既に和花火の仕掛けられた杉の板の正面は、
場所取りの三脚で立錐の余地もありません。
いつもの如く・・・まともな写真を撮るのは早々にあきらめて、
はじめて見る祭のデッサンをするつもりで、
手持ち撮影でうろちょろすることに決めます。
しばらく町並みを散策しました。
「午後7時にあがる花火を合図に、祭を開始します」
・・・という放送が入りますが、
7時以降も篠田神社近辺で目を惹く動きはありません。
篝火とともに、各地区から太鼓が渡ってきます。
前半の、あまりにも地味な流れに展開に、少々退屈しはじめていると、
花火の点火から、一気にテンションがあがります。
この写真は、どこの何という花火か忘れましたが・・・
確か東北地方伝統の仕掛け花火で、
鉄パイプで組まれた櫓に取り付けられ、
数分間、燃えつづけます。 会場は大歓声でした。
つづいて、ご存知手筒花火。 これもかなり盛り上がります。
そのあとは、打ち上げ花火です。
集落の横を通る新幹線の高架の向こうの田んぼから打ち上げられます。
この時期に花火が打ち上げられるのも、
全国的に異例ですが・・・ふつうの花火大会ともうひとつ異なるのは、
1発ずつ尺の大きさと産地、製作者、提供者がアナウンスされるところです。
あれ?
ちょっと間隔があいたな・・・と思っていると
「ただいま、新幹線の通過まちです」
というアナウンスが入ります。
会場には、思わず失笑が漏れます(笑)
この時間帯、けっこう新幹線が行き来します。
たしかに、あんなものが突然打ち上げられたら乗客はビックリしますね。
「新幹線、通り過ぎ~」
という女の子の声があがります。 同感です(笑)
つづく
富山は神通川花火大会のときには、高山線はわざわざ神通川架橋のところでしばらく停まってくれるそうですが・・・・
さすがに1両のディーゼルが走るローカル線みたいにはいかないみたいですねー
見事な花火です☆
花火の写真は・・・何秒開放したら良いのか・・・・いまだに掴んでいないTomです~笑
こんばんは~
ちょっと小耳にはなさんだんですが この伝統のある花火
あんまり見物客が多くなって
「しかるべき安全措置をとらなければ 中止もやむなし」
と当局からお達しがあったらしいです
安全措置・・・っていっても 花火をCGにしろとでも いうんですかね~^^
富山の花火は どれも間近に見られるのが魅力ですねー
滑川など 発数は少なくても・・・臨場感バツグンですね
この写真は手持ちのAFで話にならないシロモノですが(苦笑)
自分は 花火を撮るときは 最長30秒・・・セコイやつは10秒を 心のなかでカウントしています^^;