長浜曳山まつり 曳山

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北町組の「青海山」の見送り幕。

この曳山には、中国明代の官服仕立てのものと
「飛燕に波図」と「飛龍に青海波」の3枚があるそうです。

(今回は「飛龍に青海波」が掛けられています)

大人の法被が「青海波」で子供の法被が「波図」でしょうか。

曳山をきしらせながら曳行の調整
をしている人々の後ろ姿が、波のうねりのようで見事でした。

今年は、長浜市合併記念で、
全十三基中、修理中の月宮山を除く
十二基が御旅所で勢揃いしました。

非番の曳山は各町の曳山庫から、
来年の出番山は曳山博物館から、
今年の当番山は八幡宮から各例席で
歌舞伎を上演したあと、御旅所へ集まってきます。





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長浜八幡宮に揃った今年の当番山・4基。

 向かって左から「翁山」。

亭と呼ばれる屋根の部分の建造年、
作者は不明ですが、本体は1765(明和2)年、
藤岡和泉一富作。

 「常盤山」

こちらは本体の製作年代は不詳、
亭は1818(文政元)年作。

 「萬歳楼」

曳山・本体とも1802年(亨和2)年、
藤岡重兵衛安道・市松安則父子作。

 「孔雀山」

亭は千鳥破風などを取り付けた複雑な構造
(舞台屋根の横に、この曳山だけ
千鳥破風がついていないのが特徴的です)
藤岡重兵衛安則作。

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手前「翁山」の見送り幕は、
16世紀ベルギー製のタペストリーで、
重要文化財に指定されています。(但し、これは複製)

加賀の豪商・銭屋五兵衛から買ったものだと言われます。

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八幡宮で狂言の奉納を終えた曳山は、
次の舞台を演じる例席に曳き出されていきます。

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曳山会館から曳き出される「諫鼓山」(かんこざん)。

庫の前は回転式になっています。

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アーケードをくぐる「萬歳楼」

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「しゃぎり」と呼ばれるお囃子も印象的です。

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3回の公演を終えた曳山は、
最後の公演を行いに御旅所へ曳かれてきます。

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by dendoroubik | 2010-04-16 21:18 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(6)
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Commented by biwahama at 2010-04-16 23:31
こんばんは。今日の新聞に記載されていました。
夜にきらめく曳山も美しいですね。
私は見たことがありません。興味深いです。歴史がありますね。
どの写真もしっかり構図がキマっていますね!
Commented by うずら at 2010-04-17 11:21 x
何度行っても、いいですよね~ 長浜の曳山。
行くたびに新しい発見をしたりします。
子ども歌舞伎だけでなく、町衆の財力と職人たちの技で造られた曳山も、これだけ並ぶと、本当に見応えありますね。
見送り幕と法被の柄が揃ってるなんて、面白い絵やし~。
こんなにじっくり見たことないんで、ホントに、恐れ入ります。
こういう写真を見ると、祭に行きたくなってウズウズしてきますわ。

山王祭でニアミス・・・さて、今度はどの祭でお近づきになりますやら (笑)
Commented by dendoroubik at 2010-04-17 22:30
☆biwahamaさん

実は 自分も今回はじめて見たんですが^^:

たとえば 遠くから友人が来て 滋賀を案内するとしたら
連れて行きたいところのひとつですね

「全山勢ぞろい」というのは 今回の「売り」やったみたいですが
「目移りして・・・いつもの方がええなあ」
という声も小耳にはさみました
全山を見下ろせる鉄パイプのやぐらが組まれていましたが マスコミ専用で 一般人は登ることができず
鑑賞するぶんには あまり関係なかったような・・・

昔は全山が子供歌舞伎を演じていたとどこかで読みましたが
4基だけでも じゅうぶんすばらしい祭ですね^^
Commented by dendoroubik at 2010-04-17 22:46
☆うずらさん

なにせ 自宅からちょうど100キロ・・・ETCの通勤割引がギリギリ適用される距離なので^^; 
気軽に出かけるわけにもいかないのですが・・・
それでも 行く価値じゅうぶんの祭ですね

うずらさんも 相当のお祭好きですねえ^^
今日 仕事の帰りに 近江八幡の島町の「ほんがら松明」を見てきました
映画や本で有名になりましたが(自分もそれで はじめて知ったのですが)
それでも 見物してたのは100人足らず
幻想的で とても感動しました
こんなスペクタクルが タダでゆったり見れるなんて
う~む 滋賀はやはり あなどれないです^^
Commented by うずら at 2010-04-17 23:52 x
ほんがら松明、アップ楽しみにしてます。
私は見たことありませんし。
近江八幡は友だちや知り合いがいるのに、左義長しか見たことないんです。ま、左義長の町内に住んでる友だちばっかりってことやろけど。島町やら篠田やらには、友だちいてないねんな・・・
お祭は好きなんで、滋賀県はホントに面白いって思います。
でも、早起きも苦手やし(苦笑)、なかなかあちこっち行けないから、 dendoroubikさんがうらやましいかぎりです・・・
Commented by dendoroubik at 2010-04-19 07:04
☆うずらさん

大塚虹水さんの書かれた『滋賀の百祭(正・続)』という本を愛読しているのですが(笑)
この本にも「ほんがら松明」のことは出てませんでした^^
200以上の祭が紹介されている本からも漏れている祭が
こんなにすばらしいとは・・・滋賀の奥深さを感じさせます

たまに祭の日程がダブってたりすると かけもちなんかもするのですが^^;
妻に指摘されるまでもなく(><;)
「アホや・・・」
と自分でも感じています^^;