2009年 10月 08日
中山道6 番場宿と擂鉢峠
古代の東山道が通り、鎌倉時代から宿駅から機能していたといわれます。
現在は名神高速が横を通り、かつての往来がウソのような山間の街道です。
こうして,両の瞼を合わせりゃ
優しい笑顔がうかんでくらあ
もう二度とお目にやかかりませんが,
いつまでも達者でいておくんなせえよ
御免なすって…おっ母さん・・・
「番場の忠太郎」 作詞 松井由利夫
番場宿の入り口です。
昔の、あの懐かしい番場の情景が、絵に描いたように浮かんでくらぁ
奥につづく道は中山道ではなく、米原へ抜ける間道です。
約400年まえに米原港が開かれると同時に開かれた新道です。
向かいに道標があります。
「米原 汽車 汽船 道」とあります。
米原に鉄道が開通した明治二十二年以降に建立されたものといわれています。
この道標は、新しいものですが、三叉路に建っていて、わかりやすくありがたかったです。昔の旅人にとって、どんな意味を持っていたのか、わかったような気になります。
平成三年、再建されました。
ひらけた眺望への感嘆と、都の近くまできたという感慨を、多くの旅人が抱いたといいます。
確か 番場の忠太郎像も見かけた気がします。これまた、記事にしていいないんですよねぇ。。 愛知川宿だって。。 dendoroubikさんのブログを見ているとどんどん未アップ画像を思い出します(汗)
鳥居本駅から国道21号線を北上すれば、左手に忠太郎像、その向かい右手に忠太郎食堂(笑)が見えてくると思います。
番場宿は、忠太郎食堂を右折・・・東へ迂回するかたちで、峠を越えて鳥居本までつづいています。
忠太郎像は国道脇に、東向きに建てられています。故郷の番場宿の方を向いているんですね(^^)