2009年 08月 14日
富山遠征余滴
夜明けとともに、滋賀県大津の自宅を出発。
今は無料になった湖西道路を北へ走ります。
気持ちは富山へ馳せ参じながら・・・
あまりにきれいだったので、
しばし車を路肩に停めて、朝まだきの琵琶湖を眺望します。
近江舞子あたりから、沖島が見えます。
琵琶湖と長命山・・・
霞がかかった向こうに
鈴鹿の山並みが浮かび上がっています。
間を飛ばして、福井県敦賀。
北陸道杉津(すいつ)PAから敦賀湾を眺望します。
夕陽の名所です。
愛のハートロックです。
崖の一部に設けられた「ゆうひのアトリエ」眺望台の
安全フェンスの一角に隙間無く
メッセージ付きの南京錠が掛けられています。
ガチャポンでメッセージパネル付き
南京錠が売っています。(¥300)
ETC1,000円の日なので、
早朝というのにどこのSA、PAも満タンです。
北陸道には、奥の細道に因んで、
12の芭蕉句碑が建てられています。
庭掃いて出でばや寺に散る柳尼御前SA上り
むざんやな兜の下のきりぎりす尼御前SA下り
名月や北国日和定めなき杉津PA上り
ふるき名の角鹿や恋し秋の月杉津PA下り
月に名を包みかねてやいもの神南条SA上り
あすの月雨占なはんひなが嶽南条SA下り
早稻の香やわけ入右は有磯海有磯海SA下り
早稻の香やわけ入右は有磯海有磯海SA上り
あかあかと日は難面くも秋の風小矢部川SA上り
義仲の寝覚めの山か月悲し小矢部川SA下り
一つ家に遊女も寝たり萩と月越中境PA上下
総まくり・・・とはいきませんが、
以前の写真と併せて載せてみます。
向かって右手に見えるのが「ひなが獄」です。
早朝ウォーキングをしていたころ瀬田川の朝焼けをよく見ていました。
朝の凛とした空気って大好きです。
一番列車の澄んだ空気が大好きです。
中学生の頃、レンタカーを借りて東尋坊へ行った帰り、それはそれは見事な夕焼けに出会いました。
父は車をしばし止めてくれました。
「返却時間を過ぎるかもしれないけど、こんな綺麗な風景は滅多に見られないから。。」と。。
几帳面で融通の利かない父にしては珍しい事でした。。
日本海。。ゆっくり佇んでみたいです。
そういう完璧な夕日、見てみたいものです。
海から登る朝日、沈む夕日というのは、格別ですね。
夕日の名所といえば、滋賀では長浜とか、沖島なんかが有名ですが、自宅から遠いので、まだ見られてません。
自然相手ですから、行けば必ず見られるというわけでもないですからね(笑)
京都府のはずれ、奈良の手前の木津というところに住んでいた頃、、車で薬師寺あたりをドライブしていたら、西塔と東塔の間に落ちる、完璧な夕日を目撃しました。
その後、何度か同じ場所へ行ってみたのですが、そんな夕日には再会できませんでした。