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東京 入谷 朝顔市

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江戸時代の終わりころから、このあたりでは、
朝顔栽培が盛んで、朝顔の鉢を売る露天が
ひきもききらなかったそうです。




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まだ朝の9時頃です。

手前の浴衣姿の男性、
朝顔の鉢をぶら下げてるでしょう・・・?

カッコいいなぁ。

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写真向かって左側が「朝顔」の露天、
片面2車線の道路を挟んで
右側が飲食関係の香具師が軒を並べます。

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浅草寺の広い境内で繰り広げられるほおずき市とは違い、
ごくふつうの商店街に露天が出ているので、
写真を撮るのは至難の業です。

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「朝顔いかがですか~」

という呼び込み。

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江戸っ子の園芸好きはつとに有名ですね。

でも、去年、浅草寺のほおずき市見たとき、けっこう衝撃的でした。

そんなにほおずき買ってどううするだ?・・・と。

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最終日に行ったのに、
まだまだ・・・あと3ケ月くらいの在庫が・・・。

朝顔市も最終日・・・
朝とはいえ、同じくらいの在庫が・・・。

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朝顔栽培の明治時代が最盛期・・・
その後、宅地化の波が押し寄せて、
いつの間にか栽培農家もなくなり、
廃れていきます・・・。

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昭和23年、地元の有志の方々と
観光連盟の尽力により、
七夕を挟んで3日間、
今のような朝顔市が開催されるようになりました。

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なんの変哲もない商店街・・・

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でも、この3日間は特別な3日間・・・
早朝だというのに、浴衣を粋に着こなした
若いカップルやお年寄りが、、
これぞという鉢を選んで、
地下鉄日比谷線に消えていきます。

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すごいな・・江戸っ子って。

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真源寺。法華宗本門流の寺院で、
鬼子母神を祀っています。
江戸三大鬼子母神の一つ。

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Commented by biwahama at 2009-07-10 13:58
こんなにたくさんの朝顔が売られているとは・・・。
朝早くから浴衣を着こんで 朝顔市へ出かけるなんて ちょっとここでは
考えられないかもですね^^ だって浴衣は夏祭りの日限定って感じですから。
若い二人が浴衣を着て 手には朝顔を持って帰る~う~ん 粋ですね^^
で・・・一鉢おいくらぐらいするんでしょう?
Commented by yume at 2009-07-10 21:24 x
「朝顔市」「ほおづき市」はニュースでよく見るのですが、こんなに迫力のある写真は始めてです。
綺麗ですねぇ。涼しげです。
東京って、ビルが建ち並んでいて風情がないかのようなイメージがありますが、浅草、皇居、上野公園。。いい所 いっぱいありますね。

ほおづき市の画像、とてもカラフルで、綺麗でした。。
Commented by dendoroubik at 2009-07-10 22:02
☆ biwahamaさん

それがベラボーに高いんですよ、4,000円平均かな。
わぁ、キレイやな・・・って、値札見たら8,000円とか^^;・・。

在庫金額と歩留まり考えたら、平均単価は・・・なんて、サラリーマンはすぐ計算してしまうんですが(苦笑)気に入ったものを、自分の価値観で決めてしまうキップのよさみたいなもんが、見てて江戸っ子らしいな・・・と思うんです。

言い値で買ってるおじいちゃん見て「あぁ、大阪人やったら、絶対『気は心や』なんて言って、値切ってるやろな・・・」って思いました。

最初の価格設定からして違うんでしょうから(笑)どっちがどっちともいえないんでしょうが・・・要らないから買わない・・・みたいな、味気ない合理主義を「野暮」ってゆうんじゃないでしょうか・・・?

それって「男」の発想でしょうか・・・?
Commented by dendoroubik at 2009-07-10 23:15
☆yumeさん

たいした数の祭を見たわけじゃないので、エラそうなことはいえませんが・・・祭のときに垣間見る、ふだんとは違う町や人の表情を見るのが好きなんです。
「祭」でなくてもいいんですが、あたりまえに思っていた地平線に突如あらわれる「なにごとか」・・・そういうものを求めて歩いて、写真撮ってるのかなと・・・。
祭でも、建築でも、社寺や樹木、ただの道の湾曲具合でもいいんですが・・・。

特に滋賀は古代から明治までは、今からは想像もつかないくらいブリリアントな国やったんですが・・・今や、悲しいかな、三流の県です(信長や芭蕉の近江でないことはもちろん、白州正子さんの近江でさえありません)

でも、薄皮1枚剥がすと、昔の・・・いや、昔のじゃなくてほんとうの滋賀の鼓動が聞こえてくるような気がします。

yumeさんのブログの写真や、京都、滋賀を撮っておられる方の写真を拝見していると、そういう薄皮一枚隔てた情景が浮き上がってくること、しばしばです。

by dendoroubik | 2009-07-09 21:09 | 東京 | Trackback | Comments(4)